- さたん
- I
さたん【嗟嘆・嗟歎】(1)なげくこと。 嗟咨(サシ)。
「手を束ねて空しく~するばかりなりき/復活(魯庵)」
(2)感心してほめること。 嗟賞(サシヨウ)。II「『成程東京は大(オツ)きうござす』と~する新五を/思出の記(蘆花)」
さたん【左端】左の端(ハシ)。⇔ 右端IIIさたん【左袒】〔「史記(呂后本紀)」にある, 前漢の周勃(シユウボツ)が呂氏の乱を平らげようとしたとき, 呂氏につくものは右袒し(右肩を脱ぎ), 朝廷に味方するものは左袒せよ(左肩を脱げ)と言ったところ, 皆左袒したという故事から〕味方すること。「管仲蘇張に~して孔孟を擯斥するに非ず/文明論之概略(諭吉)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.